国際鉛・亜鉛研究会(ILZSG)は、2024年の鉛・亜鉛世界需給予測を公表した。鉛地金は4万トンの供給過剰、亜鉛地金は5万6千トンの供給過剰と予測した。前年は鉛が11万1千トンの供給過剰、亜鉛が23万トンの供給過剰だった。亜鉛は鉱山閉鎖などによる精鉱供給の伸び悩みで地金生産にも制約が生じると想定し、昨秋予測(36万7千トンの供給過剰)に比べ...