日本電線工業会はこのほどアルミ電線の2024年度の需要予測を発表した。各分野の合計量は2万7千トンで前年度比5・2%増。電力・その他内需・輸出向けの全3分野がともに前年度の水準を上回ると見通す。総量は2年連続の増加となる。 分野別の動向は、鉄塔に敷設する架空送電線など主力の電力向けが1万7千トンで同2・3%増を見込む。その他内需向けは8千ト...