老舗伸銅品メーカー権田金属工業の社長を務めた権田源太郎氏が亡くなった。大手商社トーメンを経て入社。1983年に33歳の若さで父の忠志氏から経営のかじ取りを引き継ぎ、さまざまな改革を進めつつ、バブル崩壊やリーマンショックなど荒波を乗り越えてきた。 存在感ある中堅メーカーとして成長すべく大手との差別化を推し進め、先代の意思を受け継ぎつつ黄銅棒は...