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鉄鋼ニュース

2017/08/09 06:00更新

桂スチール、極厚・大型のBH加工強化

 ビルトH形鋼加工最大手の桂スチール(本社・兵庫県姫路市、社長・三木桂吾氏)は、岡山第2工場(備前市吉永町)で、新たに工場棟3棟を建設し、さらなる極厚・大型のBH加工を手掛けるほか、イタリア製大型加工機の導入で「溶断」「組立溶接」「矯正」「切断」「開先」「穴あけ」までを一貫して生産可能とし、さらには国内初となる構真柱・十字柱の機械加工(自動化)を目指す。

 これらの一連の第2工場の増強投資は年内にも完了する予定で、生産効率化・品質向上、および「瞬発力を高める」(三木社長)ため自動化を進めて生産の上方弾力性向上を目指す。また、東京五輪後の建築需要減に対応できるよう、土木など他産業分野における鋼構造物需要の取り込みも進める。
 これまで同社で一貫加工できるBHは、ウェブ高1500×フランジ幅800ミリが最大だったが、新工場では最大2500×1200ミリまで一貫加工できる。また、これまでは板厚40ミリまでワンパスで溶接できたが、新溶接機の導入で60ミリまでを1回で溶接できるようになる。
 高層ビルなど大型構造物で工期短縮のメリットがある逆打ち工法で地下部を支える構真柱(十字柱など)は、これまで手作業で製作していたが、工場全体の生産効率を高めるため自動化を進める。これまで同社は独自の自動溶接技術を開発した経験もあり、こうした技術開発力を生かし、国内初となる構真柱の製作自動化にも取り組む。第2工場増強に伴い外国人研修生を主な対象に人材を確保できるよう、同工場周辺に社員寮も建設する。このほかの設備投資として、同社は岡山県を中心にBH工場や厚板溶断工場を有しており、それらの各工場で設備更新を進める予定。
 プラズマ溶断機で計2基、NCガス溶断機で計5基のリプレースを予定しているほか、第3工場では作業員の安全確保・作業効率の向上を目的として、既存クレーンをリフティングマグネットに更新する予定。
 太陽光発電設備を新増設する計画もあり、兵庫県たつの市新舞子で600キロワットの発電を開始する。これにより同社は合計で10メガワット以上の太陽光発電を手掛けることになる。

続きは日刊鉄鋼新聞をご覧ください。

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