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鉄鋼ニュース

2017/08/09 06:00更新

マテック、米国に鉄スクラップ輸出。SDIに新断2万トン

 大手総合リサイクル業のマテック(本社・北海道帯広市、社長・杉山博康氏)は米国の電炉メーカー、スチールダイナミクス(SDI)向けに鉄スクラップを約2万トン輸出する。単独で米国へ輸出するのは今回が初めて。国内の需要減やアジア諸国の自給率向上に対応するため、今後もインド以西や米国など遠国向けの需要を開拓。大型船を利用した鉄スクラップ輸出を継続的に実施する。

 今回輸出される鉄スクラップ約2万トンは新断で、苫小牧港の晴海埠頭で約1万4千トンを船積み後、室蘭港へ回航し約6千トンを積む。作業は苫小牧港で今月4日から行った。室蘭港では来週17日から行い、20日以降米国へ向かう予定。また、同時に釧路港からバングラデシュ向けに2万5千トンの鉄スクラップ輸出も進めている。
 同社は国内で需要が減少傾向をたどる中、2005年から中国や韓国、台湾など東アジアへ鉄スクラップ輸出を開始。しかし、東アジア諸国では経済情勢の変化や自国の鉄スクラップ発生量の増加に伴う自給率向上により、鉄スクラップの余剰感も台頭。輸入ニーズが減退している。これに対応するため、14年春から大型船を利用して1船当たり2万トンを超える鉄スクラップをベトナムやインドネシアなど東南アジアやバングラデシュ、インドに輸出し、昨年は1万〜2万トン級の船積みを13船実施した。
 今年も今回の米国やバングラデシュをはじめ大型船利用の大量輸出を実施。今後もインド以西や米国など遠国向けに継続的な輸出を目指し、集荷や荷役、港湾・埠頭整備など対応を強化している。

続きは日刊鉄鋼新聞をご覧ください。

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