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鉄鋼ニュース

2017/02/17 06:00更新

関東の鉄スクラップ市況、湾岸価格続伸で上げ圧力強まる

 関東地区の鉄スクラップ市況に再び上げ圧力が強まっている。海外市況の上昇を背景に湾岸価格が500円方続伸。先高観から市中荷動きは鈍っており、入荷減に対応して一部メーカーで買値引き上げの動きも見られた。湾岸価格の先行下落により1月後半から弱含んでいた市況は、再び湾岸主導で値戻しの動きが広がりそうだ。

 関東地区の湾岸ヤード買値(H2)は16日時点で2万5500〜6千円と500円方の続伸。電炉メーカーの実勢購入価格(同)である2万5500〜7千円に並ぶ水準となった。
 先週9日の関東鉄源協同組合による輸出入札が2万6051円(H2、FAS)と、事前に予想された2万5千円台を上回ったことが市況の底打ち材料となり、翌10日に湾岸価格が500円反発。足元でも上値を追う展開が続いている。
 湾岸価格を押し上げたのが海外での値戻しの動き。先週、中国メーカーが米国産の大型母船スクラップをCFR270ドルで輸入契約。日本のベトナム向け輸出価格(H2)もFOB2万7千円に上伸し、足元では米国のトルコ向け輸出価格(HMSナンバー1&2)がCFR273ドルと底値から約40ドルの大幅な上伸となっている。
 また、韓国・現代製鉄は13日、日本産スクラップに対するビッドをH2=FOB2万5500円と前回比1千円引き上げた。しかし、日本の業者は「関東鉄源の入札でFAS2万6千円が出ている以上、全く話にならない」(ヤード業者)として商談を見送っている。
 海外の先高観がシッパーの強気姿勢につながっているほか、市中在庫の少なさも地区需給の引き締め要因。湾岸価格の値戻しを受けてメーカー入荷は足元で一段と鈍っている。

続きは日刊鉄鋼新聞をご覧ください。

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