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鉄鋼ニュース

2017/01/10 06:00更新

新日鉄住金、大分・厚板工場の火災事故により君津などで代替生産。生産再開にはなお時間

 5日に発生した火災事故の影響で休止している新日鉄住金大分製鉄所(大分市)の厚板工場は生産再開になお時間を要する見通しだ。6日午後6時時点で生産再開の見通しは立っていない。同工場は造船用厚板などを生産している。同社は君津製鉄所(千葉県君津市)など他所に生産を振り替えるなどして製品供給への影響を最小限にとどめたい考え。

 大分の厚板ミルは月23万トンの生産能力を持つ主力ミル。6日夕に同所で会見した新田博之所長(常務執行役員)は火災事故について陳謝した上で「君津、鹿島、名古屋の厚板ミルは幸い余力がある。代替生産でお客様への影響を小さくする」と述べた。生産影響は未定だが、ユーザーへの安定供給を継続できるよう君津製鉄所、鹿島製鉄所、名古屋製鉄所に生産を振り替える。
 6日午後6時時点で大分の厚板工場は圧延工程、精整工程とも休止中。今後は被害状況の確認や火災原因の究明を進め、設備復旧の見通しを精査する。
 大分の厚板在庫は現在、半月分の生産量に相当する約10万トン。内訳は製品約7万トン、仕掛かり約2万トン。
 火災が起きたのは厚板工場の主電気室。速度制御装置「圧延補機SCR室」とケーブルが燃えたとみている。5日午前2時ごろの火災発生から約35時間ぶりとなる6日午後1時ごろに鎮火を確認した。工場内の温度上昇や煙の充満で立ち入りが難しく消火作業が難航した。

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