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鉄鋼ニュース

2017/02/17 06:00更新

アルミ圧延5社の4〜12月期、販売好調で4社増益

 アルミ圧延大手5社の16年4〜12月期業績(一部予想)が出そろった。アルミ板を中心に缶材や自動車・輸送関連材料の需要が好調だったことで軒並み販売数量の増加を達成した。しかしながら製品価格の基準となるアルミ地金価格が前年同期に比べて弱含んだため販売価格が低下し全社が減収。経常利益ベース(一部は営業利益)では、販売増などで4社が増益だった一方地金下落による棚卸評価損の影響を大きく受けた神戸製鋼は減益となった。

 4〜12月期は、飲料用缶材や自動車・輸送機器関連部材、各種製造装置向け厚板、コンデンサー用アルミ箔などが好調で軒並み販売量が増加し収益に貢献した。
 一方でアルミ地金価格が10〜12月期にかけて改善してきたものの、4〜12月期でみると前年水準を下回る価格で推移しているため、各社ともに販売価格の低下や評価損の計上を余儀なくされた。
 UACJは国内の販売増とコストダウンが貢献したほか、タイ、米国での販売量が増加したことなどで増益。日本軽金属HDは箔事業が前年実績を下回っているものの、圧延品やトラック架装の販売が好調で5社中トップの利益を上げた。神戸製鋼は缶材、自動車材の出荷が好調だったものの、在庫評価損の計上が重く減益。三菱マテリアル・アルミ事業は、飲料缶市場の拡大により販売が好調で、4〜12月期の板販売量は2千トン増の8万6千トンに拡大した。昭和電工は自動車用機能部材の販売が停滞したものの、コンデンサー用箔やアルミ缶販売がけん引した。
 なお、17年3月期(通期)業績についてはUACJが経常利益を180億円(前回公表は200億円)、神戸製鋼所アルミ・銅事業部門が営業利益を110億円(同100億円)、三菱マテリアル・アルミ事業も79億円(同80億円)にそれぞれ修正した。

続きは日刊鉄鋼新聞をご覧ください。

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